介護のすすぬ

義親と実親の介護を通して学んだこと

備忘録 vol.55

備忘録 vol.55

 

夫から、台湾行きの格安チケットの案内がメールで送られてきた。

 「たまには行ってきたらどうか」と。

 

気持ちはありがたいが、

私が泊まりで出かけるとなると調整が大変。

 

実家に帰るのでさえ、

3ヶ月間に飛行機の予約を入れ、

出かけるからと義弟に連絡。

 

義母のお世話をする私の代わりはいないけど、

きっと、義弟が私がいない日程を調整するんだと思う。

 

義母より年老いた実父が一人暮らしで頑張っているから

実家に帰るくらいは、留守をしても許されるこの状況。 

 

しかし、旅行で留守をするとなると…。

 

「あとのこと(義母のお世話)は、僕がなんとかするから心配いらない」

とでも言ってもらえれば、その気にもなれるが

漠然と「行ってくれば」と言われたところで行きようがない。

 

とりあえず「気持ちだけは、ありがとう」と返信しておいた。

 

これが夫の優しさ。

フォローのない、ただのリップサービス

 

2016.6