介護のすすぬ

義親と実親の介護を通して学んだこと

備忘録 vol.54

備忘録 vol.54

 

義母、証拠隠滅を試みるのは

やっぱり、おしも関係。

 

おならのついでに中身が滲んでしまったようで、

我が家のトイレに入ったまま出て来ない。

 

かつて、義実家ではトイレにリハパンを流して大変なことになったことがあるので

まさかを想定して、なんとか様子を伺いたい。

 

トイレのドアの外から、

「困っていたら声をかけてね」とか

「(トイレが)長いですが、大丈夫」

といろいろ声をかけてみるが

 

「いま、いろいろやってるの!」の返答。

 

これ以上は…と、

「悪いんだけど、入れてね」と声をかけて

強引にトイレに入る。

 

予想通り、リハパンを脱ぎ、新しいトイレットペーパーと

トイレ掃除シートを取り出して(お尻を?)拭いている。

 

これは一生懸命隠そうとしてるのか?

 

「替えのパンツ、うちにもありますよ、

今持ってくるから待ってて」

 

こういう時は、安心させることが大事。

そんな思いで、うまく処理する。

 

年をとると思いもかけないことが起こるけど

それは仕方のないこと。

 

そんな姿を見せて頂きながら、自分の老後に思いをはせる。

 

「年をとるって素敵!」

とはならない現実。

これは案外重い。

 

 

(嫁の学び:トイレ掃除シートはトイレ内に置いてはいけない)

 

2016.6