介護のすすぬ

義親と実親の介護を通して学んだこと

備忘録 vol.50

備忘録 vol.50

 

義母と暮らす義弟、久しぶりの外泊はたったの3泊。

義弟はGWでも日本の旗日が通用しない会社にいる。

それでも今回の週末利用の外泊は、ちょうどGW最終日。

 

2日間はすぐ下の義弟が泊りがけで来て、義母の面倒をみてくれたが

最後の一泊は我が家へお泊まり。

 

夕方、すぐ下の義弟が義母を連れてきてくれたのだが

2日前に預けた時と洋服が変わっていない。

デイサービスに送り出して帰ってきたときのまま。

 

2日間、同じ洋服で過ごしたようだ。

 

ということは、お風呂も入ってないのかな?

パジャマにも着替えてないのかな?

 

まあ、考え出したらきりがない。

 

普段、一人きりで義母のお世話をしたことがない人たち。

夫といい、この義弟といい、

もともと「世話はできない」宣言していたんだし。

 二人して「(老人ホーム)に預ければいい」と言ったわけだから

何もできなくても仕方がない。

 

「子どもが親のせいで不幸になるようなことがあったら

親としてもいたたまれないでしょう」

などど、さもありなんの親的視点をかざして

義母の世話から逃げていた夫。

 

でもね、「親としていたたまれない」なんて言えるだけの

ちゃんとした親じゃないんです。

認知症で自分のこともできなくなってるんです。

 

弱者はそうじゃない人が面倒をみてあげるしかないでしょう。

 

それに、親の面倒は子どもがみなければいけないって

法律上決まっているんです。

 

嫁じゃないんです。

子どもなんです。

 

義父の命日だって、墓参りひとつしないで、

母親の世話を嫁に任せて遊びに行く夫。

 

GWに最後まで義実家に顔を見せなかった息子とかも含め

この家の息子たちは、いったいどうなってるんだと思う。

 

 2016.5