介護のすすぬ

義親と実親の介護を通して学んだこと

備忘録  vol.46

 備忘録  vol.46

 

義母、テーブルの上に置いてあった夫の点鼻薬を持って行こうとしたので、

「それは点鼻薬だけど、鼻が詰まってる?」と聞くと

「詰まってない」と答える。

 

「お義母さんの持っているのは点鼻薬ですけど、使いますか?」と聞くと

「目にさす」と言う。

 

点鼻薬だから鼻に入れる薬で、目にさす薬ではないですよ。」と言うと

「自分の目薬に似てるから、目にさすのかと思った」と。

 

「これを目にさしたら、大変なことになりますよ。

救急車で運ばれますよ。」

 

そんな恐ろしいことでも、笑いながら間違えを指摘すると

和やかに落ち着く。

 

見てない時に、本当に目に入れられたら大変。

最近は目が離せなくなってきた。

まるで幼児。

 

2016.5