介護のすすぬ

義親と実親の介護を通して学んだこと

転倒

転倒

 

義母も父も

あからさまな認知症になる前に

外で転倒することが何度かありました。

 

義母はゴミを指定場所まで捨てに行った時に

2度ほど前のめりに転倒。

 

父は、雨あがりに買い物に出かけて転倒。

一年に2度、2年続きでありました。

やはり前のめりに転倒しています。

 

まだ今よりも5年以上も前のことですから

骨折するような大事には至りませんでした。

 

それでも体がそれなりに大きい父の方は

額を何針か縫うほどのけがをしています。

 

義母と父の転倒するところは見ていませんが

偶然、目の前を歩いている老人が転倒するのに

遭遇したことがあります。

 

何気ない段差につまずくのはよくある話ですが

段差もないのにつまずいたのを見たこともあります。

その時も前のめりでした。

 

ちょっとバランスを崩した

そういう風にも見えました。

 

このバランスを崩すというのは

なにか認知症の始まりと関係があるのかもしれないと

今になって思います。

 

老人の「転倒」は

その後に起こる何か一つのサインのような気がしています。