介護のすすぬ

義親と実親の介護を通して学んだこと

 

年をとると歯がダメになると昔からよく言われていました。

 

確かに、私も歯茎がやせてきたりしています。

私は50代半ば。

 

父をこちらに連れてくるのが決まった時点で

こちらの歯科医の予約を入れました。

 

というのも、私が実家に帰っていた時に

歯が折れるというシーンに2度出くわしています。

 

部分入れ歯を作ったのにも関わらず

それをうまく装着することが出来ず

入れ歯は全く使用していない状態。

 

その上、残った歯が折れていくのですから

酷い状態でご飯を食べていたことになります。

 

独りで暮らしていた時も

時々歯科医に通っていたはずなのですが

近くに歯科医がありながら

20年以上前に定年退職した勤務先の近くの歯科医まで

律儀に通い続けていました。

 

そこは電車に乗っていかなければならないような場所。

高齢になれば通えるわけもなく

次第に歯科医からも遠ざかり

娘の帰省を待って気まぐれで行っているような状態。

 

その間に、父の口の中は酷い状態になっていきます。

 

父の口の中を見たわけではありませんが

食べにくそうな様子から

私も切羽詰まったものを感じていました。