介護のすすぬ

義親と実親の介護を通して学んだこと

作話

作話

 

認知症の義母、明らかにおかしいなと思うことを言います。

 

でも、行ったことも言ったこともすぐに忘れるので、

「それは違うよ」って、訂正する必要はないのです。

 

下手に訂正しようとすると、不機嫌になります。

 

「そうなんだ」「へえ、しらなかった」

話を聞いてもらえた安心感と達成感、ある種の優越感みたいなものが

心を穏やかにするんだと思います。

 

ひととしての尊厳、ある意味、適当に流すことへの違和感があるかもしれませんが

その後の生活の安寧を求めるなら、200%合わせてあげれば

それでいいんじゃないかと思うのです。

 

問題は、それができるだけ自分に余裕があるかどうか

なのだと思います。