介護のすすぬ

義親と実親の介護を通して学んだこと

ショートステイ vol.2

ショートステイ vol.2

 

空間認識の欠落した父はショートステイが嫌なのです。

 

どこでも寝られるとは言ってみても

頻尿で夜中に何度もトイレに行く父にとって

部屋の中にトイレがあってもないのと同じなのです。

 

以前のショートステイの場所は

父のような要介護1くらいの利用者は4人部屋でした。

 

部屋の外のトイレはわからなくてウロウロしていれば

職員さんが誘導してくれます。

しかし、部屋に戻ってきたときに

自分のベッドの位置がわからなくなり

他の利用者さんと危うくトラブルになりそうなこともあったようでした。

 

そんなことがあれば父も行きたくなくなります。

とはいっても月に一度くらいは

ショートステイに行ってもらわないと私も疲れます。

 

なのでケアマネさんに相談してショートステイ先を変えました。

 

今度のところは個室で部屋にトイレがあります。

でも、初回の利用では

部屋の中のトイレがわからず廊下を出てうろうろする始末。

 トイレと書かれた張り紙くらいじゃダメなのです。

 

なので2度目にはカラフルなマスキングテープを買って持たせました。

職員さんにお願いして

ベッドからトイレまでマスキングテープを床に貼ってもらい

トイレまで誘導する目印をつけてもらいました。

 

一度は廊下に出てトイレを探していたようですが

その後は自分でトイレに行け

安心して過ごすことが出来たようです。

 

同じ介護サービスを利用するのでも

本人に合わなければ送り出す方も気が重くなります。

とりあえず、トイレ問題は解決したので

このまま今の施設で様子を見ようと思っています。