介護のすすぬ

義親と実親の介護を通して学んだこと

骨粗しょう症の薬

骨粗しょう症の薬

 

義母は骨粗しょう症

一月に一度飲む薬を処方されていました。

 

小さくてもタブレット型の薬は

高齢者には飲みづらいものです。

 

義母も次第に薬の飲みこみが苦手になり

薬を口の中に溜めることが増えていました。

 

骨粗しょう症の薬は

ぜったいに口の中に溜めておいてはいけない薬でした。

 

飲み込んだふりをしたのか

舌の下に隠れてしまっていたのか

口に残ったままになっていたのを

気付かないことがありました。

 

その為に、

翌日から少しずつ舌がただれて

3日もすると酷いことになりました。

 

最初は舌の病気かと思いましたが

薬による副作用だったのです。

 

しばらく痛くて何も食べられない日が続き

プリンやゼリーなどの流動的なものだけで生活。

 

その後は骨粗しょう症の薬はやめました。

 

腰椎の圧迫骨折などをしたので

骨粗しょう症には敏感になっていました。

 

ですが、骨がもろくなっていたとしても

普通に生活する分には何も支障はないのですから

あえて副作用の強い薬は飲む必要がなかったかもしれないと

後になって思ったことがありました。