話半分
話半分
父には認知症がありますから
話半分で聞くことにしています。
父が一人で暮らしていた頃は
認知症であることに気が付かなかったので
父の言うがままにして
振り回された経験があります。
父はその時に思いついたことを
ああしろこうしろというので
私はそれに精一杯応えようと奔走しますが
しばらくすると当の本人は忘れてしまっている。
そんなことは何度かありました。
認知症になった父の要求は
その時の思いつきのようなものですから
聞く側としては
少し時間を置いたり
冷静になって考えてみたり
そういう時間が必要です。
介護する側は
介護される側に極力降りまわされないようにすることも大切かな
そんな風に感じています。