介護のすすぬ

義親と実親の介護を通して学んだこと

空間認識 vol.4

空間認識 vol.4

 

空間認識の欠落で困ったことがまだあります。

 

病院の待合室などで空いている席に座りにくいことです。

 

4人掛けくらいのスペースに1人で座るのなら何の問題もありませんが

1人分だけ空いているとか

1人掛けに座るとか

そういう状況だと難しいと感じています。

 

というのも

椅子までの距離を予測して座ることが出来ないからです。

 

1人分しか空いてないときは

隣の人の上に座らないようにするのはもちろんのこと

隣の人にぶつからないように気を付けなければなりません。

 

また、1人用の椅子に座るときは

座面の前にお尻が来るように誘導する必要があります。

 

病院での血圧計は、座席が血圧計に固定されていることもあり

パーキンソン病もあるので狭い空間にうまく入っていくことも

それなりに困難が伴います。

  

こんなところにも空間認識機能が働いているとは

気が付かなかったことでもありました。

 

父のことではありませんが

「椅子に座ろうとして転倒した」

そんな話を聞いたことがあります。

 

それも空間認識の欠落によるのでしょうか。

 

普段、意識にない何気ないことでも

空間認識が働いているのかと思ったのでした。