介護のすすぬ

義親と実親の介護を通して学んだこと

備忘録 vol.41

備忘録 vol.41

 

まだ、義母が自分で買い物に行っていた頃、

同じものをたくさん買ってきていた。

 

いろいろある中で、象徴的だったのが小豆缶。

 

全部で10缶はあったかも知れない。

 

大きめの缶詰だったので、一度に数缶買うには厳しいと思う。

小豆缶と言ってもあんこの缶詰だから

1缶でも結構重い。

 

私の友人の義父の場合は、粉洗剤だった。

残された家族が使いきれないくらいの洗剤があったようで、

私も2箱頂いた。

 

義母はもともと買い物好き。

デパートにもよく行っており、鞄や帽子、靴や洋服、随分と衣装持ち。

 

義父の介護のストレスで買い物をしていたのかとも思っていたけれども、

もしかすると、すでにその頃に認知症の片鱗があったのかもしれない。

そう、いまになって思うことがある。

 

2016.5