介護のすすぬ

義親と実親の介護を通して学んだこと

パーキンソン病 vol.2

パーキンソン病 vol.2

 

歩行がおかしくなってきた頃

認知症の症状がかなり酷くなりました。

 

漏らすことはもちろんのこと

ズボンの下に履くズボン下(父は袴下と呼んでいました)を被ったり

トレーナーを履こうをしたり

手首で測る血圧計を脇にいれたり…。

 

こういうのを見当識障害と言うそうですが

あまりに酷い状態でした。

 

秋にこの家にきた頃は

見当識霜害は見られなかったのですから

急激に出てきた感じでした。

 

私は見当識障害は義母で経験済みなので

多少の知識だけでなく免疫もありました。

 免疫がなければかなりうろたえたかもしれません。

それほど酷かったのです

 

その後

神経内科受診後にドーパミンが出やすくなる薬を処方され

歩行はかなり改善されました。

歩行だけでなく、実は見当識障害も改善しました。

 

いまでも相変わらずボケてはいますが

あの時ほど酷い見当識障害は見られません。

 

パーキンソン病認知症は別だと思います。

ですが、薬によってドーパミンが出やすくなったことも

酷かった見当識障害と何か関係があるような気がしています。

(これはあくまで素人判断で、信憑性は全くありません)

 

父には震戦という手が震える症状はなく

典型的なパーキンソン病ではないと言われました。

ですが、 あくまでも診断はパーキンソン病です。

ドーパミンは普通の人の半分も出ていなかったようでした。

 

ドーパミンが出やすくする薬ですが

しばらくして最初に処方された量より半錠だけ増えましたが

その後ずっと安定しているので

1年経った今も、薬の量は変わりません。

 

歩行は相変わらずすり足気味で

姿勢も前かがみにはなっていますが

体が右に傾いたり

すくみ足になることはありません。

 

医師からは無理のない運動や

歩いたりすることを勧められています。

 

家ではなかなかできないので

リハビリ型で半日のデイに週2日。

一度お風呂で足がすくんで怖くなったことがあるので

お風呂の入れるデイにも週2日通っています。