介護のすすぬ

義親と実親の介護を通して学んだこと

誤嚥性肺炎 vol.2

誤嚥性肺炎 vol.2

 

リハビリ病院に転院してから

義母は次第に元気を失っていきました。

 

嚥下のリハビリも進まず

期限の2カ月が来てしまいます。

 

そこで療養病棟に移るように勧められたのです。

 

嚥下のリハビリは

食事の時間にゼリー状のものを飲み込むというもの。

 

おそらく、義母は食べる意欲も気力もなくしてしまったのだと思います。

 

もともとが素直に人の話を聞くタイプのヒトではなかったので

指示通りにしないだろうし

気に入らなかったら絶対に口を開けないような性格の人です。

 

そもそも嚥下のリハビリなんて無理だったのです。

 

足には高栄養の点滴を入れる針が入ったままだったので

つなぎのパジャマを着せられて

歩行のリハビリもすることはなく

結局、この2カ月の入院ですっかり寝たきりになってしまいました。