介護のすすぬ

義親と実親の介護を通して学んだこと

便秘

便秘 

 

年を取ると運動量が減るのか

腸の動きが悪くなるのか

どうしても便秘になってしまいます。

 

義母はいつから便秘だったのか

義実家には大量の市販の浣腸が置いてあります。

 

それだけでなく

便秘に効くお茶や青汁なども

消費期限はいつなんでしょうか

箱に入ったまま新品の状態で置いてあります。

 

私が義母の世話に通うようになった時には

既に酷い便秘状態でした。

 

訪問診療医から処方されている薬のほとんどが

便秘のためのものでした。

 

記憶の中なので何とも言えませんが

3種類6錠くらいはあったように思います。

 

それでも便秘はひどく

便の出口付近で留まってしまい

トイレに入ったまま2時間も出てこないことがありました。

 

いわゆる糞詰まりってやつですね。

訪問看護のナースに来てもらって

出口で溜まっている便を掻き出してもらうことも

よくあることでした。

 

私も一度掻き出したことがあります。

ウサギの糞みたいな便が硬くなって出口をふさぎ

排便できないでいるのです。

 

少しずつ周りを押したり

何とか指を突っ込んでほぐすようにしながら

出していきました。

 

詰まっているのが出てしまえば

あとは溜まった便が一気に出ます。

 

本人の力では

どうしようもなかったのかも知れません。

 

私は勉強にはなりましたが

自分の親にもやったことがないようなことを

義母にするわけですから

こんなこともさせられるのかと

そういう思いもありました。

 

この人の排便がらみでは

随分と苦労させられました。

 

介護がらみで一番気が重いのは

こういったシモの問題です。